今治明徳短期大学
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地域文化論(歩き遍路体験学習)I・II・III・IV

◆ 平成18年度 私立大学教育研究高度化推進特別補助対象に採択されました ◆

担当 佐伯羊一・市川ひろみ

【実習内容
第1回 授業のガイダンス
第2回 さつき遍路 (愛媛大学と合同) 横峰寺および今治市内
第3回 ながつき遍路 (4泊5日 9月11日−15日) 高知−愛媛(158km)
第4回 さぬき実習 (足浴お接待) 

水平線を眺めながら 気持ちいい遍路道
足浴お接待の体験 車椅子遍路も体験します

今治明徳短期大学の「18年度歩き遍路体験実習」が9月15日、44番大寶寺で結願した。
同学は平成13年度から歩き遍路を地域文化論として正規のカリキュラムに編入、毎年5日間の実習を続けている。

  11日39番延光寺をスタートしたのは学生19人と教職員7人。最初の難関・松尾峠を越え、菩提の道場(愛媛)入り。2日目は旧内海村の柏坂。この日は遍路道の復元、整備に関わった寿川忠夫さんが同行。頂上付近のつわな奥展望台で、寿川さんの母親手作りのお饅頭をいただいた。3日目、昨日につづいての雨。足をとられながらも歯長峠を越えて明石寺へ、そして西予市泊まり。4日目は、雨も上がり、鳥坂峠を越え札掛大師堂・十夜ヶ橋を経て内子町。

 最終日、明るいうちに結願したいと6時前に出発。下坂場峠を越え、最後の難所・鴇田(ひわた)峠。残る力を振り絞って坂を越える仲間に、渡辺弘樹君は大きな声で歌い励ましました。5時前、木立に囲まれた山の寺は早薄暗い。大寶寺本堂前で学生が寺の縁起などを紹介して無事結願、互いの健闘を喜びあった。

  伊藤なほこさん(1年)は「最初はしんどかったが、3日目雨の歯長峠を越えた辺りから自信が出てきた。その後は楽しかった。歩けてよかった―と思うが、皆と一緒だったから。道中のお接待に力づけられた。本当に嬉しかった」。社会人入学の藤野啓之さん(40歳)は「思ったよりきつかったが、日常生活では体験できないこと。お接待は嬉しかったし、古い遍路道を整備してくださる人に感謝」。昨年につづいての平野貴子さん(2年)も「昨年楽しかったので、今年も参加させてもらった。昨年は海、今年は山。また来たい」。

  歩き遍路体験実習は「自立心・忍耐力・連帯感を身につけ、自然との共生、地域文化に関心を持つ人づくり」を目指して星島一夫前学長(故人)の発案で実現した科目。体験後のレポートを見るかぎり、星島前学長の目論見は伝わっているようだ。教室では学べない貴重な体験が、学生たちを大きく優しく育てるものと期待している。

「明徳短大生 5日間の遍路旅」『月刊へんろ』2006年10月1日、第271号、1頁掲載

レポート紹介「車椅子遍路 in 愛媛県今治市」 レポートはこちら
一般教育科目「地域文化論(歩き遍路体験学習)」の中で、今治市内6カ寺のバリア調査とお寺周辺のトイレの調査を行った結果をまとめたものです。
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