
今治地方の観光を広く紹介する「2008瀬戸内しまなみ大使」3人のうち1人に選ばれました。王明炯さんは中国西安市出身で、中国人の大使誕生は初めてのことです。今年1月から2年間、観光イベントや市民のまつり「おんまく」などで活躍する予定です。 王明炯さんは、今治明徳短期大学の留学生として8年前に来日し、現在は職員として後輩の留学生の指導にあたるほか、非常勤講師として中国語のクラスも担当しています。彼女は中国の民族舞踊が得意で、いろんな場所で活躍しています。

みなさん、こんにちは。私は王明炯(おうめいけい)と申します。
中国語ではワンミンジョンと言います。私の出身地は昔、「長安」と言われた中国の古い都西安です。
今日はみなさんに幾つかの質問をしながら、私の抱負(ほうふ)を述べたいと思っています。
Q.みなさんは今治が好きですか?
好きですよね!私も今治が好きです。
Q.では、どんなところが好きですか?
お魚ですか?焼き鳥ですか?それともしまなみ海道ですか?みなさんの中には、「生まれてからずっと今治に住んでいるから、地元の良さはよくは分からない」と言う人もいると思います。人は他のものと比較して良し悪しを決めることがあります。私は2000年の春、留学生として今治明徳短期大学に入学し、現在母校で働いています。こんな私ですから、みなさんには気づかない今治の良さを知ることが出来ます。
Q.最後の質問ですが、今年の正月に、みなさんは初詣に行かれましたか?
私はこの元旦に、今治城の吹揚神社に参拝しました。去年までは、単なる旅行者の気分でお参りしていましたが、『しまなみ大使』となった今は、今治市民の気持ちで参拝しました。お祈りは、『しまなみ大使』の仕事がうまくできるように、という去年までには無かった願い事を加えました。
今、日本の各地で、韓国人・中国人を初めとする外国人旅行者の誘致(ゆうち)の動きがありますよね。私も、私の知っている今治の良さを、外国人、とりわけ、中国人に知って欲しいと思っています。もし、そのような役を得られるのであれば、私は率先して行いたいと考えています。私の抱負、いえ、私の希望は、今治と中国との姉妹都市の提携ができれば、ということです。姉妹都市の交流は、旅行者として知り得ること以上のものを得られるからです。また、このような交流を通じてお互いの国のノーメークの素顔を知ることができます。
私の出身地西安が、「長安」と呼ばれていたころ、日本から仏教を学ぶために、留学僧、弘法大師空海がやって来ました。現在、彼が仏教を学んだ青龍寺の中には、今治市の人たちを含む、四国の真言宗の信者が植えた桜の木がたくさんあります。そこは、西安市民にとって、春の花見の名所だけではなく、日中友好のシンボルとも言えます。
『しまなみ大使』となった今、気持ちを新たに目標を目指して頑張りたいと思っています。みなさん、どうぞ私を応援してください。