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2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

保育内容「環境」の指導法 (EEM307)

濱田栄子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力

授業科目の目的・テーマ

・領域「環境」のねらい及び内容について、専門的事項についての基礎知識を身に付ける。
・「環境」に関する基本的理論を踏まえ、幼稚園・保育所・認定こども園などにおける実践の展開を学ぶ。
・「環境」を人的環境・物的環境・自然環境・社会的環境の視点から捉え、子どもにとってふさわしい環境を考える。

授業修了時の到達目標

・乳幼児の発達における「環境」の重要性を理解する。
・乳幼児の発達にとって適切な「環境」とは何かを考え、伝えられる。
・自然事象や動植物に興味や関心をもっている子どもに、それを支える保育者としての関わりができる。

授業内容の全体計画

第1回 幼児教育の基本「環境を通しての保育」の捉え方
第2回 オペレッタ活動を豊かに楽しめる環境作り
第3回 子どもの発達と環境 ①植物や生き物に触れる 
第4回 0歳児の発達と環境 ②植物や生き物に触れる 
第5回 1歳以上3歳未満児の発達と環境③植物や生き物に触れる
第6回 3歳以上児の発達と環境 
第7回 5歳児の発達と小学校との接続
第8回 園内環境 安心できる環境 夢中になれる環境
第9回 園外環境(さんぽ ネイチャーゲーム)
第10回 地域環境との関わり
第11回 多文化・障害のある子どもの環境
第12回 自然との関わり④植物や生き物に触れる 
第13回 物語のイメージを形にする活動(オペレッタ)
第14回 生活や遊びを豊かにする環境作り(オペレッタ)
第15回 生活や遊びを豊かにする環境作りICT機器を活用した発表

授業時間外の学習(予習・復習等)

・発達に応じた玩具や遊びの内容等の資料を収集する。(各回0.5時間)
・実践活動等の振り返りのレポート作成をする。(各回0.5時間)

単位認定に関わる評価方法

レポート等の課題50% グループワーク等の参加度50% 

受講生に望むこと

・自ら山あそび・ハイキング等、自然の中で、自然に触れる楽しさを味わいましょう。
・SDGsを意識し、自分のできる範囲での活動を行い、環境問題についての意識を高めましょう。

フィードバックの方法

レポート・課題は添削し評価して返却する。

アクティブラーニング

・フィールドワークの視点を持って実際に保育所等に行き、子どもの発達に応じた玩具・遊具などを具体的に調べる。
・グループワークで教材研究に取り組む。

テキスト

領域「環境」 無藤隆監修 福元真由美編者代表 萌文書林

参考文献

『 事例と演習でよくわかる保育内容「環境」』駒井美智子・横山文貴 編著 中央法規
『幼保連携認定こども園教育・保育要領解説』 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館
『未来を変える目標SDGsaアイデアブック』 編著一般社団法人Think the Earth監修蟹江憲史 
『幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 平成29年告示』  文部科学省 / 厚生労働省 / 内閣府 チャイルド本社

実務経験の有無

保育所勤務:保育士としての経験を活かして、実践事例や日常的な課題などを盛り込んで講義をする。

備考

本科目は教職に関する科目のうち、教育課程及び指導法に関する科目であり、保育士養成における保育の内容・方法に関する科目である。

オフィスアワー

水・12:30~14:00

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