2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

保育実習Ⅰ(施設) (EEC406)

相澤みゆき・濱田栄子・松田文春

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 実習(期間 10月~11月 90時間以上)
2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、主体性、協働性
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力

授業科目の目的・テーマ

保育現場での実習を通して、児童福祉施設等(保育所以外)の役割や機能について、施設保育士の働きを学び、保育士の専門性について理解を深める。

授業修了時の到達目標

実習施設の生活の流れや支援内容を理解し、積極的に利用者(子ども、障害者など)の生活にかかわることができる。実習施設の保育士、専門職等の支援内容を観察し、理解を深める。実習施設の機能や役割について理解を深める。利用者(子ども、障害者等)のニーズや取り巻く環境について理解を深める。

授業内容の全体計画

1 実習期間 10月~11月 90時間以上おおむね10日間以上の実習を行う。
2 施設における支援の実際を学ぶ
 1)施設での1日の流れを理解し、受容、共感する態度で参加する
 2)個人差や生活環境に伴う利用者のニーズの把握と利用者の理解
 3)個別支援計画(援助計画)の作成と実践
 4)家族等への支援と対応
 5)多様な専門職との連携
 6)地域社会との連携
3 実習日誌
4 部分実習 

授業時間外の学習(予習・復習等)

毎日の実習に誠実に参加し、学ぶ姿勢を常に保つこと。
授業時間外に指示する活動にも積極的に取り組むこと。
テキストを熟読し、現代の子育て事情や子どもを取り巻く社会の課題等に目を向け、情報収集に取り組むこと。
記録は丁寧に記載し、訂正や指導があった個所はきちんと見直し、学習すること。

単位認定に関わる評価方法

①実習記録ノート30% 施設からの評価 60%
 巡回指導内容 10%
②実習に出るには、開始日までの保育実習指導の授業に出席している必要があり、自己都合による欠席があった場合、実習を許可しない。事後指導についても同様に自己都合による欠席は認めない。

受講生に望むこと

質疑を積極的に行い、時間外の自己学習によるレポートの提出等を守ること。

フィードバックの方法

実習記録、施設からの評価表などをもとに実習指導にて面接等を行う。

アクティブラーニング

実習

テキスト

『保育実習』新基本保育シリーズ20 近喰晴子編 中央法規

参考文献

『保育福祉小六法』  株式会社みらい(「社会福祉」のテキストとして使用しているもの)
『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領解説』 内閣府・文科省・厚生労働省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』厚生労働省 フレーベル館

実務経験の有無

備考

本科目は保育士養成における保育実習に関する科目である。

オフィスアワー

相澤:火・12:30~14:30
濱田:水・12:30~14:00
松田:火・12:30~14:00

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