2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

人間関係Ⅰ (LWB102)

寺川夫央・上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

介護実践のために必要な自己理解と他者理解を深めることにより、人間理解の形成につなげるための手段としてのコミュニケーションの意義と、基本的なコミュニケーション能力について学習する。

授業修了時の到達目標

人と関わるためのコミュニケーションの意義と基礎を理解する。その中で、地域の文化とその特性を理解し、積極的に学内外の人と関わることができる。

授業内容の全体計画

第1回 人間と人間関係(寺川)
第2回 人間の成長過程と人間関係(寺川)
第3回 コミュニケーションの意義と目的(寺川)
第4回 コミュニケーションの基礎1:対人距離(物理的、心理的距離)(寺川)
第5回 コミュニケーションの基礎2:言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーション(寺川) 
第6回 コミュニケーションの基礎3:傾聴・受容・共感(寺川)
第7回 相談面接の基礎1(個別援助技術とバイステック)(寺川)
第8回 相談面接の基礎2(カウンセリングの技法)(寺川)
第9回 課題によるロールプレイング(寺川)
第10回 対人関係とストレス(寺川)
第11回 グループにおけるコミュニケーション(集団援助技術)(上村)
第12回 組織におけるコミュニケーション(上村)
第13回 地域とのかかわり1 地域の理解(上村)
第14回 地域とのかかわり2 島四国遍路を通して地域とのコミュニケーション(上村)
第15回 地域とのかかわり3 島四国遍路を通して地域とのコミュニケーションとまとめ(上村)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 テキストの該当箇所を熟読し、要点をまとめる(1.5時間)
事後学習 授業内容およびテキストの該当箇所、参考文献等から振り返り、要点を整理する(1.5時間)
レポート作成 課せられたレポートの作成(1時間)

単位認定に関わる評価方法

レポート60% 提出物20% 授業の参加度20%

受講生に望むこと

介護福祉職を目指す者として相応しい言動をすること。そのために、一般教養を高め,高い倫理観・道徳観を持つよう心がけ,その上で学習内容、および既習内容の関連性を意識して体系的に学習を進めること。

フィードバックの方法

レポートは成績手交日等に各自に採点概要等をコメントする。

アクティブラーニング

テーマに沿ったグループワークを実施し、全体討議を行う回がある。

テキスト

『最新 介護福祉士養成講座1 人間の理解』介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規出版

参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

オフィスアワー

寺川:火・15:00~16:30
上村:火・14:30~16:30

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