2026年度(令和8年度)講義概要―シラバス―

応用日本語Ⅱ<上級クラス> (LKR215)

宮本あかね

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

受講者は、身近な話題や社会的なテーマについて日本語で学ぶことを通じて、「日本語の運用能力」(「日本語がわかる」だけでなく、「日本語でできる」ようになること)とともに、テーマについての「理解や考えを深める力」を養うことを目指す。日本語を使った多様なタスクに挑戦し、クラスメートとの対話や協働作業を通して、相対的な視点を持って他者と対話する力を養うことを目指す。
また、Google フォーム等を用いた「ニーズ調査」や活動後の「振り返り(リフレクション)」に継続的に取り組むことで、自らの学びのプロセスに気づき、自律的な学習スタイルを構築する。

授業修了時の到達目標

本講義は、既習の言語知識(N2/N3レベル)を、「社会で通用する実践的な運用力(B1レベル)」へと昇華させるためのトレーニングの場である。具体的には、以下の到達目標を設定する。
1.身近な話題について、要点が理解できる。
2.身近な話題について、経験や出来事、意見とその理由を短く説明することができる。
3.相手にわかりやすく伝えるための構成や表現の工夫を理解し、実践できる。
4.授業で扱ったテーマについて、多角的な視点から考えを深め、発信できる。
5.自身の能力に応じ、互いの理解を確認しながらコミュニケーションを継続できる。
6.活動後の振り返り(リフレクション)を通じて自らの学習課題を発見できる。

授業内容の全体計画

第1回 ガイダンス・自己紹介・レベルチェックテスト
第2回 L5違い②メインタスク:比べて説明する文章を書く
第3回 L5違い④:文型・表現
第4回 L5違い⑥ポストタスク:比べて説明する・他の人の要点をまとめる
第5回 L6音楽の力②プレタスク:知っていることを話す
第6回 L6音楽の力④メインタスク:ラジオ番組を聞く
第7回 L6音楽の力⑥ポストタスク:思い出について詳しく話す
第8回 L7日本から世界へ②メインタスク:説明文を読む
第9回 L7日本から世界へ④:文型・表現
第10回 L7日本から世界へ⑥ポストタスク:調べたことを発表する
第11回 プロジェクト:インタビューの依頼方法・練習
第12回 プロジェクト:発表とレポートの構成
第13回 プロジェクト:インタビュー結果まとめ
第14回 プロジェクト:発表の表現
第15回 プロジェクト:発表会・フィードバック・全体振り返り(リフレクション)

授業時間外の学習(予習・復習等)

・第1回~第10回
授業後に、配布プリントの問題を解く(各回0.5時間)
作文等の課題に丁寧に取り組む(各回1時間)
各課のポストタスク終了後に、振り返り(リフレクション)に取り組む(各回0.5時間)

・第11回~第15回:プロジェクトと最終課題(発表・レポート・振り返り(リフレクション))に計画的かつ丁寧に取り組む(各回2時間)

単位認定に関わる評価方法

・受講態度・発言の積極性:30%
・各回の課題:30%
・最終課題(プロジェクトの発表・レポート・振り返り(リフレクション)):40%

受講生に望むこと

・自身の既有知識を最大限に活用し、積極的に他者と交流すること。
・他者の多様な意見を尊重し、対話や協働作業に主体的に貢献すること。
・課題は期日までに提出すること。遅れた場合は減点とする。

フィードバックの方法

・受講生は、タスク遂行プロセスにおいて、教師や仲間から即時的な助言を受ける。
・事前・事後学習の課題および最終課題については、授業内に全体へ向けてフィードバックを行う。
・また、学習状況に応じて、適宜メール等で個別のフィードバックを行う。最終課題についても希望や必要に応じて、後日、個別のフォローアップを行う場合がある。

アクティブラーニング

・受講生は、ペアやグループによる協働的な課題解決に取り組む。
・受講生はプロジェクトワークに主体的に取り組む。

テキスト

・『タスクベースで学ぶ日本語 中級1』国際基督教大学 教養学部 日本語教育課程、スリーエーネットワーク

参考文献

・『日本語上級話者への道 きちんと伝える技術と表現』荻原稚佳子・増田眞佐子・齊藤眞理子・伊藤とく美、スリーエーネットワーク
・『できる日本語 中級 本冊【第2版】』できる日本語教材開発プロジェクト
・『できる日本語 初中級 本冊【第2版】』できる日本語教材開発プロジェクト

実務経験の有無

備考

・授業内容に関連があるため『日本語表現法Ⅱ 上級』の受講が望ましい。
・PCを使用することがある。
・受講生の習熟度および学習ニーズに応じ、テキストの進度やタスクの難易度を柔軟に調整する。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける。

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