2026年度(令和8年度)講義概要―シラバス―

応用日本語Ⅰ<上級クラス> (LKR118)

宮本あかね

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

受講者は、身近な話題や社会的なテーマについて日本語で学ぶことを通じて、「日本語の運用能力」(「日本語がわかる」だけでなく、「日本語でできる」ようになること)とともに、テーマについての「理解や考えを深める力」を養うことを目指す。日本語を使った多様なタスクに挑戦し、クラスメートとの対話や協働作業を通して、相対的な視点を持って他者と対話する力を養うことを目指す。
また、Google フォーム等を用いた「ニーズ調査」や活動後の「振り返り(リフレクション)」に継続的に取り組むことで、自らの学びのプロセスに気づき、自律的な学習スタイルを構築する。

授業修了時の到達目標

本講義は、既習の言語知識(N2/N3レベル)を、「社会で通用する実践的な運用力(B1レベル)」へと昇華させるためのトレーニングの場である。具体的には、以下の到達目標を設定する。
1.身近な話題について、要点が理解できる。
2.身近な話題について、経験や出来事、意見とその理由を短く説明することができる。
3.相手にわかりやすく伝えるための構成や表現の工夫を理解し、実践できる。
4.授業で扱ったテーマについて、多角的な視点から考えを深め、発信できる。
5.自身の能力に応じ、互いの理解を確認しながらコミュニケーションを継続できる。
6.活動後の振り返り(リフレクション)を通じて自らの学習課題を発見できる。

授業内容の全体計画

第1回 ガイダンス・自己紹介・レベルチェックテスト
第2回 L1習い事②メインタスク:経験について詳しく話す
第3回 L1習い事④:文型・表現
第4回 L1習い事⑥ポストタスク:経験について発表する
第5回 L2日本語の文字②メインタスク:説明文を読む
第6回 L2日本語の文字④:文型・表現
第7回 L2日本語の文字⑥ポストタスク:調べたことを紹介する
第8回 L3昔話②メインタスク:ストーリーを考えて書く
第9回 L3昔話④:文型・表現
第10回 L3昔話⑥ポストタスク:考えたストーリーを紹介する・意見を言う
第11回 L4旅行の計画②メインタスク:話し合いをして計画を立てる
第12回 L4旅行の計画③:文型・表現
第13回 L4旅行の計画⑥ポストタスク:計画について説明する・意見を言う
第14回 最終タスクの実践と振り返り(リフレクション)
第15回 最終タスクのフィードバック・全体振り返り

授業時間外の学習(予習・復習等)

・第1回~第13回
 授業後に、配布プリントの問題を解く(各回0.5時間)
作文等の課題に丁寧に取り組む(各回1時間)
各課のポストタスク終了後に、振り返り(リフレクション)に取り組む(各回0.5時間)

・第14回~第15回
 最終タスクの準備および振り返り(リフレクション)に取り組む(各回2時間)

単位認定に関わる評価方法

・受講態度・発言の積極性:40%
・各回の課題:30%
・最終タスク:30%

受講生に望むこと

・自身の既有知識を最大限に活用し、積極的に他者と交流すること。
・他者の多様な意見を尊重し、対話や協働作業に主体的に貢献すること。
・課題は期日までに提出すること。遅れた場合は減点とする。

フィードバックの方法

・受講生は、タスク遂行プロセスにおいて、教師や仲間から即時的な助言を受ける。
・事前・事後学習の課題および最終タスクについては、授業内に全体へ向けてフィードバックを行う。
・また、学習状況に応じて、適宜メール等で個別のフィードバックを行う。最終タスクについても希望や必要に応じて、後日、個別のフォローアップを行う場合がある。

アクティブラーニング

・受講生は、ペアやグループによる協働的な課題解決に取り組む。

テキスト

・『タスクベースで学ぶ日本語 中級1』国際基督教大学 教養学部 日本語教育課程、スリーエーネットワーク

参考文献

・『日本語上級話者への道 きちんと伝える技術と表現』荻原稚佳子・増田眞佐子・齊藤眞理子・伊藤とく美、スリーエーネットワーク
・『できる日本語 初中級 本冊【第2版】』できる日本語教材開発プロジェクト
・『できる日本語 中級 本冊【第2版】』できる日本語教材開発プロジェクト

実務経験の有無

備考

・授業内容に関連があるため『日本語表現法Ⅰ』の受講が望ましい。
・PCを使用することがある。
・受講生の習熟度および学習ニーズに応じ、テキストの進度やタスクの難易度を柔軟に調整する。

オフィスアワー

・授業終了後に教室で質問を受け付ける。

このページの先頭へ戻る