2021年度(令和3年度)講義概要―シラバス―

栄養指導論実習Ⅰ (科目記号:LNI303)

藤田正隆

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

3 栄養士に関する教育課程を編成し、栄養士として主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度の涵養を目指す。

授業科目の目的・テーマ

普段の食事の大切さを伝えるため、ライフステージ別の栄養的特徴を理解し、ライフステージに添った栄養教育指導媒体を作成することができる。
また、栄養教育媒体を使って対象者に食事や日常生活の送り方についてアドバイスを行うことができる。
この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

①栄養教育媒体を工夫して作成することができる。
②園児を対象とした食育講座において、園児に食の大切さを伝えることができる。
③高齢者サロンや健康教室において、高齢者とコミュニケーションをとることができる。
④地震など災害時の食事支援について理解し、食事支援の内容を書き出すことができる。

授業内容の全体計画

第1回 保育園児の食育活動(1)保育園児を対象とした集団教育の全体計画案を作成する。
第2回 保育園児の食育活動(2)テーマに添った栄養教育媒体を検討し、栄養教育媒体を作成する。
第3回 保育園児の食育活動(3)栄養教育媒体の作成と計画案の修正を行う。
第4回 保育園児の食育活動(4)栄養教育媒体を使って発表練習をする。 
第5回 保育園児の食育活動(5)保育園児と交流する内容についてリハーサルを行う。
第6回 保育園児の食育活動(6)「食育講座」を実施する。保育園児と交流し、食育活動を体験する。
第7回 インターネットの栄養教育への活用を考える。テキスト「栄養教育論実習」p61~67を理解する。
    インターネットの検索機能を使って栄養教育に使える情報を集め、検討し評価する。
第8回 高齢者と交流活動(1)高齢者を対象とした集団教育をどのように進めるか討議する。
第9回 高齢者と交流活動(2)高齢者の食生活、食事の特徴を調べる。
第10回 高齢者と交流活動(3)高齢者と交流するための事前調査を行う。交流の準備をする。
第11回 高齢者と交流活動(4)「健康教室」を実施する。高齢者と交流し、交流活動を体験する。
第12回 災害時の食事支援(1) 災害時の食事支援のための具体的内容を理解する。
第13回 災害時の食事支援(2) 食事支援のための栄養教育媒体を作成する。
第14回 災害時の食事支援(3) 栄養教育媒体を作成する。訓練に参加する準備をする。
第15回 災害時の食事支援(4) 防災訓練に参加し、住民と交流する。
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学習:
 自分の意見や考えをグループあるいはクラス全体で発表できるよう、ノートなどに整理しておく。(各0.5時間)
 グループあるいはクラス全体で保育園児あるいは住民と交流するので自分の役割を把握して記録する。(各0.5時間)
事後学習:
 栄養教育媒体の作成等の作業では、授業時間内で作業が終わらなかった場合は、授業時間外にも対応することが必要である。(各1時間)

単位認定に関わる評価方法

栄養教育媒体の作品30%、体験発表の内容30%、定期試験30%、授業に取り組む態度10%

受講生に望むこと

グループやクラス全体の協議では、積極的に自分の考えや意見を出して下さい。
グループやクラス全体の一体感、周囲への気遣い、コミュニケーションを大切にしてください。

フィードバックの方法

食育講座(保育所の保育士)、高齢者教室受講者(住民)からの評価を伝える。
定期試験は採点後、模範解答と併せて返却する。

アクティブラーニング

クラス全体あるいはグループによる討議を行う。
栄養教育媒体を作成する。
保育園児や高齢者の前でテーマに添った発表を行う。

テキスト

『栄養教育論』社団法人全国栄養士養成施設協会・社団法人日本栄養士会監修 第一出版
『栄養教育論実習』栄養科学シリーズNEXT:片井加奈子・川上貴代・久保田恵編 講談社
『管理栄養士・栄養士必携』日本栄養士会編 第一出版

参考文献

関係する資料を随時配布する。

実務経験の有無

保健所の管理栄養士として、地域で開催されている栄養改善・健康づくり事業を企画・立案・実施した経験を授業に活かす。
また、40歳以上の中高年者を対象とした特定保健指導に従事した経験を授業に活かす。

オフィスアワー

月・14:30~16:30

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