2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

地域福祉論 (科目記号:LWE402)

泉浩徳

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

社会福祉の動向は,地域共生社会と地域生活自立支援が重要な課題になってきている.わが国独特といわれる地域福祉の発展経過を見ながら,“実践”・“理論”・“制度政策”の三つの側面からその概要を学ぶ.

授業修了時の到達目標

地域住民が安心して生活できる方法を考え,可能な限り計画・実践することができる.

授業内容の全体計画

第1回 地域福祉の基本的な考え方(地域福祉の概念と範囲と理論)
第2回 地域福祉の主体と対象①(公的機関と民間機関 地域福祉計画)
第3回地域福祉の主体と対象②(社会福祉協議会と社会福祉法人、特定非営利法人、民生委員など)
第4回 地域福祉に関わる組織、団体及び専門職や地域住民
第5回 福祉行政と実施体制
第6回 福祉計画の意義と目的
第7回 福祉計画の主体と方法
第8回 地域福祉の推進方法①(事例検討)
第9回 地域福祉の推進方法②(事例検討)
第10回 住民の参加と方法①(事例検討)
第11回 住民の参加と方法①(事例検討)
第12回 地域における社会資源の活用・調整・開発
第13回 地域における福祉ニーズの把握方法と実際
第14回 地域における福祉サービスの評価方法と実際 
第15回 災害支援と地域福祉
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

・予習としてテキストを事前に読み込み,授業内で質問されたところを答えられるようにしておくこと.(2時間)
・復習として,授業内で提示された主要キーワードを自分の言葉で説明できるように整理しておくこと.(2時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度:20% 課題:10%

受講生に望むこと

・地域福祉に関するニュース番組,テレビ番組,新聞記事などは積極的に観ておくこと.
・主に介護福祉士養成と社会福祉主事任用養成の為の授業を行うが,将来,社会福祉士養成に編入した場合に対応できるよう授業を展開する.

フィードバックの方法

授業内で質疑しその場でコメントを返す.課題レポート、小テスト等はコメントを返す.定期試験は面談にてコメントを返す.

アクティブラーニング

授業内で、グループディスカッション ・ディベート ・グループワーク・プレゼンテーションを実施する.

テキスト

『地域福祉と包括的支援体制』 (最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座)中央法規 

参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

高齢者施設や居宅介護支援事業所等のソーシャルワーカーやケアマネジャーとしての経験を活かし,事例を交えて授業を展開する.

備考

配布資料を綴る為のファイルを準備すること.

オフィスアワー

木・10:20~12:20

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