2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

地域と子育て支援Ⅲ (科目記号:EEP303)

寺川夫央・濱田栄子・松田文春

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

・本学での子育て広場活動において親子が安全で安心できる環境作りのために必要なことを具体的にイメージして、実践に生かすことができる。
・地域でのボランティア活動に積極的に参加し、地域の人々との触れ合いを通して保育実践力を高める。
・地域での子育て支援拠点について学びを通して地域の現状を知り、将来保育者としてどのように関わることが出来るかを考え、実践に生かそうとする。
・保育のPDCAサイクルを基に様々な活動を実践し、振り返りを通して保育の質を高めることができる。 

授業修了時の到達目標

1.本学での子育て支援広場、学生祭において、保育者としての視点を持って環境構成ができる。
2.本学での子育て支援広場、学生祭において、子ども、保護者と心地よいコミュニケーションがとれる。
3.地域でのボランティア活動に積極的に参加し、人々との関わりの中で学んだことを活かし、改善努力をしながら実践することができる。
4.グループ、スタッフ等とのコミュニケーションを図りながら、主体性を持って企画(計画)、準備、実践活動、振り返りを行うことができる。
5.実践活動を適切な方法で発信することができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション 子育て広場活動「おでかけ児童館」の準備
第2・3回 子育て広場活動「おでかけ児童館4月19日」の実践活動と振り返り
第4・5回 子育て広場活動「めいたん広場①5月17日」の企画と準備 
第6・7回 子育て広場活動「めいたん広場①」の実践活動と振り返り      
第8・9回 子育て広場活動「めいたん広場②7月5日」の企画と準備
第10・11回子育て広場活動「めいたん広場②」の実践活動と振り返り
第12・13回 地域子育て支援拠点事業所見学実践の準備
第14回 地域子育て支援拠点事業所見学と実践
第15回 学生祭についての企画、準備

授業時間外の学習(予習・復習等)

・おでかけ児童館、めいたん広場のグループ、スタッフとの事前準備(授業1回あたり1時間)
・実践後の振り返りのレポート作成(授業1回あたり2時間)
・地域子育て支援について、新聞記事、ネット情報、各種資料,文献等で調べる。(授業1回あたり1時間)

単位認定に関わる評価方法

観察・参加レポート・提出物 50% 活動への取り組み態度・グループ貢献度 50% 総合的に評価する。

受講生に望むこと

実践の振り返り時には、全体討議での発言に対し、直後にコメントし、解説する。
提出物及びレポートは各自に返却し、コメントする。

フィードバックの方法

地域活動を通して地域について知り、関心を持つこと、自らできることを考え、他と協働しながら実践活動ができること
自らの体験を振り返り、次の実践につなげていくことを目指してほしい。
そのために地域や人々との関わりを楽しむこと、気づいたことや感じたことは積極的に発信することを心掛けてください。

アクティブラーニング

準備、運営、実践、振り返りにおいて、学生一人一人が主体性を持ち、グループでグループでの活動を実施したりスタッフを交えた意見交換を行う。

テキスト

必要に応じて資料等配布する。

参考文献

今治市子ども子育て支援事業計画 
保育、子どもに関する月刊誌等(図書館で閲覧可能)
『保育所保育指針解説書』厚生労働省 フレーベル館
『幼稚園教育要領解説』文部科学省 フレーベル館
『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領解説』内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館

実務経験の有無

保育所勤務経験を活かし、豊かな遊びの工夫や展開ができるように見守っていく。

備考

本授業は幼児教育学科の地域志向科目であり、地域の人々との交流、地域での実践活動を中心とした学びを目指しています。

オフィスアワー

寺川:火・15:00~16:30
濱田:水・12:30~14:00
松田:火・12:30~14:00

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