2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

救急処置法 (科目記号:LWK401)

藤井皆子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

介護における安全の確保とリスクマネ-ジメントの必要性を理解し、安全の確保のための基礎知識や事故への対応を理解する

授業修了時の到達目標

①介護の安全確保の重要性を理解する。
②事故や災害時の対応・対策を理解する。
③感染予防について理解する。
④救急時の処置法を身につける

授業内容の全体計画

第1回 介護における安全の確保:介護事故と法的責任
第2回 介護におけるリスクマネ-ジメント
第3回 事故防止・安全対策
第4回 南海トラフ 地震体験研修 
第5回 今治市の防災対策(今治市防災危機管理課)防災のテ-マ選定 
第6回 転倒、転落、骨折予防
第7回 包帯法:三角巾の巻き方 頭部・腕・下肢の巻き方(演習)
第8回 骨折時の応急処置と運搬方法・止血の方法(演習)
第9回 薬剤の取り扱いに関する基礎知識
第10回 感染対策:感染の予防 
第11回 感染対策:感染症対策 
第12回 熱中症と脱水(予防・対処方法)    
第13回 ヒ-トショック・火傷・誤嚥、窒息の防止
第14回 防災対策(グループワーク)
第15回 防災対策 グル-プ発表
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

実技演習もあるので、事前に配布された資料に目を通す。
グル-プワ-クや課題があるので、これらを通して予習復習をする。(1回あたりの時間外学習2時間)

単位認定に関わる評価方法

試験(筆記)60%  レポート 20%  授業態度 20%

受講生に望むこと

感染症や災害について、メモやスクラップにして、感染予防や防災対策について日頃から、関心を高めておくこと。
高齢者の事故や感染症・災害などの新聞記事を活用しグループワーク、発表をする。

フィードバックの方法

課題は、授業で総括する。
レポ-トは、コメントをつけて返却する。

アクティブラーニング

第7・8回包帯法・骨折時の対応・運搬法は演習を通して学習する。
第12回熱中症の新聞記事を読んで、原因と対策を考えグループワークで発表する。
防災については、14回はテーマごとにグループワークを行いまとめて発表する。

テキスト

『新・介護福祉士養成講座 介護の基本Ⅱ』中央法規

参考文献

『津波避難学』 すぴか書房

実務経験の有無

看護師・老年看護学の看護教員・看護部長の経験を踏まえて授業を行う。

備考

介護における安全の確保とリスクマネ-ジメントを理解し、高齢者や障がい者に起こりやすい事故の予防や救急処置を習得し、感染の予防や災害時の対策・対応について学ぶ。

オフィスアワー

金・11:30~12:30

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