2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

実用日本語 (科目記号:GGL303)

福井一恵

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義
2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

コミュニケーションの基礎となる実用的な日本語表現を身につけるために、敬語をつかった電話応対やよりよく伝えるための表現を学び、社会生活における多様な場面に適切に対応できる日本語力の向上を目指す。

授業修了時の到達目標

場面や目的に応じてふさわしい日本語をつかったコミュニケーションができる。
自分の思いや考えを日本語でわかりやすく伝えることができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション:自己紹介をしよう
第2回 話し言葉と書き言葉について
第3回 共通語と方言について
第4回 敬語を使おう1(敬語の基礎)
第5回 敬語を使おう2(丁寧語・美化語)
第6回 敬語を使おう3(尊敬語・謙譲語)
第7回 敬語を使おう4(敬語の総合演習)
第8回 電話応対演習1(電話でのコミュニケーションを考える)
第9回 電話応対演習2(スクリプトを考えよう)
第10回 電話応対演習3(模擬応対をやってみよう)
第11回 電話応対演習4(よりよい電話応対を工夫しよう)
第12回 感想や意見を伝えるためのことば力
第13回 伝えるためのイントネーション・プロミネーション
第14回 心に届く話し方(スピーチをつくろう)
第15回 スピーチ演習と考察
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

各回ごとに事前事後の課題を出す。(事前2時間、事後2時間)
事前:情報収集等
事後:考察・小レポート等

単位認定に関わる評価方法

授業中の取り組み:60% 課題・定期試験・実践の評価30% 事前事後の取り組み10%

受講生に望むこと

日々の生活の様々な場面において、日本語の表現を観察し、考えたことや疑問に思ったことなど、授業の際に問題提起してください。

フィードバックの方法

提出課題については、コメントを返信する。
授業で取り上げフィードバックを行う場合もある。

アクティブラーニング

第9回~第11回において、課題についての電話応対のスクリプトを考え実習する。
第11回において、電話応対のそれぞれの模擬応対についてより良い応対にするためのグループワークを行う
第14回~第15回において、スピーチ実習を行う。

テキスト

特になし

参考文献

「日本語アクセント辞典」NHK出版
「NHKアナウンサーとともにことば力アップ」NHK出版

実務経験の有無

NHKやFM局などでのアナウンサー経験を生かして、日本語でわかりやすく伝えるための講義をする。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

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