卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 2年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
授業科目の目的・テーマ
疾病予防と健康の保持増進のために公衆衛生活動が果たす役割と意義を理解し、家庭や地域環境などの社会環境が調理師の業務にも大きく影響することを理解する。
また、社会で問題となっている健康を取り巻く情報を収集し、理解できるようになる。
授業修了時の到達目標
疾病予防や健康づくりについての知識を深め、公衆衛生活動と調理師の業を関連させる力を身につける。
授業内容の全体計画
第1回 労働と健康について理解する。
第2回 職業病と労働災害について理解する。
第3回 環境と健康Ⅰ:生活環境の衛生と環境因子を理解する。
第4回 環境と健康Ⅱ:大気について理解する。
第5回 環境と健康Ⅲ:水の重要性を理解する。
第6回 環境と健康Ⅳ:住居と廃棄物、放射線について理解する。
第7回 環境汚染とその対策Ⅰ:公害とその歴史について理解する。
第8回 環境汚染とその対策Ⅱ:空気汚染、水質汚染による公害を理解する。
第9回 環境汚染とその対策Ⅲ:騒音、振動、悪臭について理解する。
第10回 環境汚染とその対策Ⅳ:環境ホルモンについて理解する。
第11回 環境汚染とその対策Ⅴ:地球温暖化・酸性雨・オゾン層の破壊について理解する。
第12回 循環型社会の形成について理解する。
第13回 SDGsを理解し、調理師として何ができるかを考える。
第14回 身近な公衆衛生活動を知るⅠ:新聞等を活用して様々な公衆衛生活動を調べる。
第15回 身近な公衆衛生活動を知るⅡ:調査した公衆衛生活動をレポートにまとめて発表する。
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:授業の理解度を高めるために、事前に学習範囲を音読して内容を調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をノートにまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%
受講生に望むこと
新聞やニュース等の日常の情報に関心を持ち、地域での公衆衛生活動と関連させて公衆衛生の重要性を理解する。
環境問題については、調理師としてその業において何ができるかを考え、実践できる力を身につける。
フィードバックの方法
小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
第13回 グループワーク・発表
テキスト
『新調理師養成教育全書必修編 1 食生活と健康』(公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
必要に応じて資料を作成して配布する。
実務経験の有無
保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。
オフィスアワー
木・12:10~13:30