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2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

調理ビジネスコース 2年 対象科目 (令和5年度入学生)

コースセミナーⅢ (科目記号:LCA303)

大西望・竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力

授業科目の目的・テーマ

①コースの教育内容を理解し、前期の学習目標を定めることで、目標達成に向かってコースの仲間と互いに切磋琢磨できるようになる。
②学習した専門知識や技術を活用して、地域に向けてその成果を活用または発信できるように協力して取り組むこと。
③料理イベントや地域連携などの活動を積極的に行うことで、進路(就職)に向けて活かすことができるようになる。
この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

コースの特性を知り、学生生活の目標を定めて意欲をもって学習することで、成果を発表することができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回  オリエンテーション:前期の活動について
第2回  地域連携活動:概要説明、テーマ決定、グループワークに献立作成
第3回  地域連携活動:グループワークにてメニュー考案、レシピ作成
第4回  地域連携活動:試作① 
第5回  地域連携活動:試作① グループワークにてレシピ修正
第6回  地域連携活動:試作② 
第7回  地域連携活動:試作② グループワークにてレシピ修正
第8回  地域連携活動:考案レシピ完成させる(レシピ提出)
第9回  農園見学:地元の食材を知る
第10回 農園見学:地元の食材を知る(レポート提出)
第11回 学生祭準備活動:模擬店、イベント内容決め
第12回 学生祭準備活動:メニュー、役割分担、レシピ作成
第13回 学生祭準備活動:グループ試作①
第14回 学生祭準備活動:グループ試作②
第15回 学生祭準備活動:レシピまとめ

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:実習授業前にはレシピを確認し、工程を把握しておくこと。(0.5時間15回)
事後学修:授業後はポイントをまとめておくこと。(0.5時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度 70%  提出物・課題 30% 

受講生に望むこと

・自分の役割、コミュニケーションの取り方など、多方面から考えられるよう意識してみる。
・図書館にある書物やインターネット情報を活用し、食材の特徴や組み合わせを学びましょう。
・対象者に喜んでいただける料理やサービスについて考えましょう。

フィードバックの方法

レポート、課題はコメントして返却する。

アクティブラーニング

実習:各回グループにて作業工程について話し合い、調理を行う。

テキスト

必要に応じて配布します。

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

大西 火・14:30~16:30
竹田 火・12:30~14:30

コースセミナーⅣ (科目記号:LCA404)

大西望・竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力

授業科目の目的・テーマ

①コースの教育内容を理解し、後期の学習目標を定めることで、目標達成に向かってコースの仲間と互いに切磋琢磨できるようになる。
②学習した専門知識や技術を活用して、地域に向けてその成果を活用または発信できるように協力して取り組むこと。
③料理イベントや学生祭などの活動を積極的に行うことで、進路(就職)に向けて活かすことができるようになる。
この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

コースの特性を知り、学生生活の目標を定めて意欲をもって学習することで、成果を発表することができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回  学生祭準備:役割分担、販売物のレシピ確認
第2回  学生祭準備:グループ試作①
第3回  学生祭準備:グループ試作②
第4回  学生祭の準備:事前準備、連絡、ポップ作り
第5回  対象別弁当考案:概要説明、テーマ決定、グループワークにて献立作成
第6回  対象別弁当考案:グループワークにてメニュー考案、レシピ作成
第7回  対象別弁当考案:試作① グループワークにてレシピ修正
第8回  対象別弁当考案:試作② グループワークにてレシピ修正
第9回  対象別弁当考案:考案レシピを完成させる(レシピ提出)
第10回 学内販売活動:グループワークにて商品提案、決定
第11回 学内販売活動:試作① グループワークにてレシピ修正
第12回 学内販売活動:試作② 包装、ラッピング決定
第13回 学内販売活動:商品製造
第14回 学内販売活動:商品販売
第15回 2年間の活動を振り返る:まとめと今後の課題

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:実習授業前にはレシピを確認し、工程を把握しておくこと。(0.5時間×15回)
事後学修:授業後はポイントをまとめておくこと。(0.5時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度70%  提出物・課題30% 

受講生に望むこと

・自分の役割、コミュニケーションの取り方など、多方面から考えられるよう意識してみる。
・図書館にある書物やインターネット情報を活用し、食材の特徴や組み合わせを学びましょう。
・対象者に喜んでいただける料理やサービスについて考えましょう。

フィードバックの方法

レポート、課題はコメントして返却する。

アクティブラーニング

実習:各回グループにて作業工程について話し合い、調理を行う。

テキスト

必要に応じて配布します。

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

大西 火・14:30~16:30
竹田 火・12:30~14:30

公衆衛生学Ⅱ (科目記号:LCB302)

井上弘美

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力

授業科目の目的・テーマ

疾病予防と健康の保持増進のために公衆衛生活動が果たす役割と意義を理解し、家庭や地域環境などの社会環境が調理師の業務にも大きく影響することを理解する。
また、社会で問題となっている健康を取り巻く情報を収集し、理解できるようになる。

授業修了時の到達目標

疾病予防や健康づくりについての知識を深め、公衆衛生活動と調理師の業を関連させる力を身につける。

授業内容の全体計画

第1回 健康づくり対策の概要を理解する。
第2回 健康日本21を理解する。
第3回 健康づくり計画を理解する。
第4回 健康に関する食品情報を理解する。
第5回 休養及び心の健康づくりについて理解する。
第6回 健康づくり対策Ⅰ:運動について理解する。
第7回 健康づくり対策Ⅱ:喫煙に理解する。
第8回 健康づくり対策Ⅲ:地域の健康づくりを知る。
第9回 食育の定義と意義を理解する。
第10回 食育基本法の概要を理解する。
第11回 食育の推進における調理師の役割を考える。
第12回 地域の特徴を生かした食育推進活動を知る。
第13回 グループワーク:調理師の食育推進活動を考える。
第14回 レポート作成:調理師が行う食育の指導計画を作成する。
第15回 レポート発表:指導計画を発表する。
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:授業の理解度を高めるために、事前に学習範囲を音読して内容を調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をノートにまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%

受講生に望むこと

新聞やニュース等の日常の情報に関心を持ち、地域での公衆衛生活動と関連させて公衆衛生の重要性を理解し、業務に反映させることができるようになる。

フィードバックの方法

小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

レポートの発表(13回目)

テキスト

『新調理師養成教育全書必修編 1 食生活と健康』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

必要に応じて資料を作成して配付する。

実務経験の有無

保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。

オフィスアワー

木・12:10~13:30

公衆衛生学Ⅲ (科目記号:LCB403)

井上弘美

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力

授業科目の目的・テーマ

疾病予防と健康の保持増進のために公衆衛生活動が果たす役割と意義を理解し、家庭や地域環境などの社会環境が調理師の業務にも大きく影響することを理解する。
また、社会で問題となっている健康を取り巻く情報を収集し、理解できるようになる。

授業修了時の到達目標

疾病予防や健康づくりについての知識を深め、公衆衛生活動と調理師の業を関連させる力を身につける。

授業内容の全体計画

第1回 労働と健康について理解する。
第2回 職業病と労働災害について理解する。
第3回 環境と健康Ⅰ:生活環境の衛生と環境因子を理解する。
第4回 環境と健康Ⅱ:大気について理解する。
第5回 環境と健康Ⅲ:水の重要性を理解する。
第6回 環境と健康Ⅳ:住居と廃棄物、放射線について理解する。
第7回 環境汚染とその対策Ⅰ:公害とその歴史について理解する。
第8回 環境汚染とその対策Ⅱ:空気汚染、水質汚染による公害を理解する。
第9回 環境汚染とその対策Ⅲ:騒音、振動、悪臭について理解する。
第10回 環境汚染とその対策Ⅳ:環境ホルモンについて理解する。
第11回 環境汚染とその対策Ⅴ:地球温暖化・酸性雨・オゾン層の破壊について理解する。
第12回 循環型社会の形成について理解する。
第13回 SDGsを理解し、調理師として何ができるかを考える。
第14回 身近な公衆衛生活動を知るⅠ:新聞等を活用して様々な公衆衛生活動を調べる。
第15回 身近な公衆衛生活動を知るⅡ:調査した公衆衛生活動をレポートにまとめて発表する。
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:授業の理解度を高めるために、事前に学習範囲を音読して内容を調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をノートにまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%

受講生に望むこと

新聞やニュース等の日常の情報に関心を持ち、地域での公衆衛生活動と関連させて公衆衛生の重要性を理解する。
環境問題については、調理師としてその業において何ができるかを考え、実践できる力を身につける。

フィードバックの方法

小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

第13回 グループワーク・発表

テキスト

『新調理師養成教育全書必修編 1 食生活と健康』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

必要に応じて資料を作成して配布する。

実務経験の有無

保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。

オフィスアワー

木・12:10~13:30

栄養学Ⅱ (科目記号:LCC302)

藤田正隆

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

①口から摂取した食品が体内に取り入れられた後、体内でどのように消化・吸収し、代謝されるかを理解することができる。
②体内での消化・吸収・代謝についての練習問題を解くことができる。

授業修了時の到達目標

①消化と吸収の仕組みについて理解することができる。
②体内での栄養素代謝について理解することができる。
②消化と吸収の仕組みについて理解することができる。

授業内容の全体計画

第1回 生理的欲求である食欲について理解することができる。
第2回 食品摂取による心理的欲求について理解することができる。
第3回 適切な栄養素を摂取するための栄養管理について理解することができる。   
第4回 消化器官の構造と働きについて理解することができる。
     小テスト
第5回 口腔、胃内での消化について理解することができる。
第6回 小腸内での消化について理解することができる。
第7回 大腸内での消化について理解することができる。
第8回 栄養素の吸収経路について理解することができる。
第9回 栄養素の吸収について理解することができる。
第10回 各栄養素の吸収について理解することができる。
     小テスト
第11回 グループワーク(1)テーマについてグループで検討し、検討した結果を整理することができる。
第12回 グループワーク(2)テーマについて検討した結果を発表することができる。
第13回 糖質の代謝について理解することができる。
第14回 脂質の代謝について理解することができる。
第15回 たんぱく質の代謝について理解することができる。

定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学習:教科書をよく読んでおく。知らない語句はWEBで調べ、内容をノートに整理する。(各1.5時間×15回)
事後学習:授業中の不明点は、配布プリントや図書館にある栄養学の図書を読み、重要ポイントをまとめておく。(1時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

定期試験50%、小テスト20%、レポートなどの提出物20%、授業態度10%

受講生に望むこと

授業と関係のない私語、 他科目等の 「内職」 は慎むこと。 授業は休まずに予習・復習をする習慣をつける。
栄養学は他領域にわたる学問です。幅広い視野を持って望む。
問題集に目を通し、選択問題に慣れおく。

フィードバックの方法

定期試験、小テストは採点後、返却する。

アクティブラーニング

グループワーク

テキスト

『新調理師養成教育全書 2食品と栄養の特性 栄養学』 (公社)全国調理師養成施設協会
『調理師養成施設教育全書 必携問題集』        (公社)全国調理師養成施設協会 

参考文献

沢山の書籍が図書館にあります。図書館で参考文献等を探し、調べてください。

実務経験の有無

オフィスアワー

金・14:30~16:30

栄養学Ⅲ (科目記号:LCC403)

藤田正隆

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

①エネルギー代謝について理解することができる。
②日本人の食事摂取基準について理解することができる。
③食品の摂取について理解することができる。
④大麦(はだか麦)の特性を理解することができる。

授業修了時の到達目標

①ライフステージ別に食生活の特徴について理解することができる。
②食事と健康の関係について理解することができる。
③外食、中食、内食の特徴について理解することができる。

授業内容の全体計画

第1回 エネルギー代謝について理解することができる。
第2回 基礎代謝量について理解することができる。
第3回 エネルギー消費量について理解することができる。
第4回 身体活動レベルについて理解することができる。
     小テスト
第5回 日本人の食事摂取基準について理解することができる。
第6回 エネルギーの指標について理解することができる。
第7回 栄養素の指標について理解することができる。
第8回 グループワーク(1)大麦について理解することができる。
第6回 グループワーク(2)大麦と小麦の違いについて理解することができる。
第7回 グループワーク(3)はだか麦の特徴について理解することができる。
第8回 グループワーク(4)麦の健康への影響について理解することができる。
第9回 グループワーク(5)はだか麦を使ったレシピを検討する(個人)。      
第10回 グループワーク(6)はだか麦を使ったレシピを検討する(グループ)。    
第11回 グループワーク(7)はだか麦の特性を知るための調理実習。             
第12回 グループワーク(8)はだか麦を使った料理の調理実習。              
第13回 食品標準成分表について理解することができる。        
第14回 食品分類法について理解することができる。 
第15回 食事バランスガイドについて理解することができる。

定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学習:教科書をよく読んでおく。知らない語句はWEBで調べ、内容をノートに整理する。(各1.5時間×15回)
事後学習:授業中の不明点は、配布プリントや図書館にある栄養学の図書を読み、重要ポイントをまとめておく。(1時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

定期試験50%、小テスト20%、レポートなどの提出物20%、授業態度10%

受講生に望むこと

授業と関係のない私語、 他科目等の 「内職」 は慎むこと。 授業は休まずに予習・復習をする習慣をつける。
栄養学は他領域にわたる学問です。幅広い視野を持って望む。
問題集に目を通し、選択問題に慣れおく。

フィードバックの方法

定期試験、小テストは採点後、返却する。

アクティブラーニング

第8回~12回はグループによるディスカッションおよび調理実習を行う。

テキスト

『新調理師養成教育全書 2食品と栄養の特性 栄養学』 (公社)全国調理師養成施設協会
『調理師養成施設教育全書 必携問題集』        (公社)全国調理師養成施設協会 

参考文献

沢山の書籍が図書館にあります。図書館で参考文献等を探し、調べてください。

実務経験の有無

オフィスアワー

金・14:30~16:30

食文化概論 (科目記号:LCE301)

井上弘美

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力

授業科目の目的・テーマ

日本と世界の多様な食文化について学び、その食の成り立ちや歴史的背景及び生活文化との関連が理解できるようになる。
また、世界の食文化を学ぶことで、グローバルな視点で食を捉えることができるようになる。

授業修了時の到達目標

食文化の歴史を理解することで、調理師としての役割を自覚し、食文化の継承が出来るようになる。
プレゼンテーションやグループワークを通じて、自分の考えをまとめて相手に伝える能力を向上させる。

授業内容の全体計画

第1回 食文化の成り立ちを理解する。
第2回 多様な食文化を理解する。
第3回 食文化の共通化と国際化について理解する。
第4回 日本の食文化Ⅰ:食文化史(縄文時代~現代)を理解する。
第5回 日本の食文化Ⅱ:日本料理の様式と食事作法を理解する。
第6回 日本の食文化Ⅲ:行事食と各地の郷土料理を理解する。
第7回 日本の食文化Ⅳ:地域の郷土料理を知る。
             地域の郷土料理を調べ、スライドを作成する。
第8回 日本の食文化Ⅴ:地域の郷土料理について発表する。
第9回 日本の食文化Ⅵ:現代の食生活と未来の食文化を理解する。
第10回 日本の食文化Ⅷ:日本のだし文化を学ぶ。
第11回 世界の料理と食文化Ⅰ:西洋料理の食文化と食事マナーを理解する。
第12回 世界の料理と食文化Ⅱ:中国料理と食事のマナーを理解する。
第13回 世界の料理と食文化Ⅲ:アジア・中東・中南米の料理を理解する。
第14回 現在の食文化:食育の現状を理解する。
第15回 今治地域の食文化と伝統工芸を理解する。
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:授業の理解度を高めるために、事前に学習範囲を音読して内容を調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%

受講生に望むこと

新聞やニュース等の食の情報に関心を持ち、業務に反映させることができるようになる。

フィードバックの方法

小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

スライドを使用して授業を行いながら、双方向授業を実施する。

テキスト

『新調理師養成教育全書必修編 4 調理理論と食文化概論』 (公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

必要に応じて資料を作成して配布する。

実務経験の有無

保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。

オフィスアワー

木・12:10~13:30

調理応用理論Ⅱ (科目記号:LCE305)

大西望

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義・演習 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

調理技術の習得をより確かなものにするために、食品の特性をふまえて調理過程を科学的に理解することで、調理作業を的確に判断できるようになる。

授業修了時の到達目標

日本料理・西洋料理の献立構成、特殊材料の扱い方、調理器具の扱い方を理論的に解釈することで、調理実習に応用、実践できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回  食品の調理科学:動物性食品、卵の特性
第2回  食品の調理科学:動物性食品、乳製品の種類と特性
第3回  食品の調理科学:動物性食品、油脂製品の種類と特性
第4回  食品の調理科学:動物性食品、調味料の種類と特性
第5回  食品の調理科学:動物性食品、ゲル状食品の種類と特性
第6回  日本料理の器具と食器:種類と特徴・料理との組み合わせ方
第7回  日本料理 1:さしみの種類と調理法・調味料の種類と特性、使い方
第8回  日本料理 2:焼き物の種類と調理法
第9回  日本料理 3:煮物の種類と調理法
第10回 日本料理 4:揚げ物の種類と調理法
第11回 日本料理 5:蒸し物・酢の物・あえ物・浸し物:種類と調理法
第12回 献立の構成:日本料理の献立構成について知る(グループワーク)
第13回 西洋料理1:デザートの種類・卵、乳製品の気泡性
第14回 西洋料理2:肉の加熱調理・ソースの種類と調理法
第15回 西洋料理3:器具と食器:種類と特徴・接客サービス
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:予習では、授業項目のテキストを読んで、理解できたところとそうでないところを意識して講義に出席すること。(1.5時間×15回)
事後学修:授業後は、重要なポイントを整理し、ノートにまとめる。(2.5時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度20%  提出物・課題40%  定期試験40% 

受講生に望むこと

調理応用理論で得た知識を調理実習にいかし体得する。
欠席、遅刻、早退のないよう心がける。

フィードバックの方法

課題は授業のなかで添削し、評価してコメントする。

アクティブラーニング

第12回で課題に沿ってグループワークを行い、グループ毎に発表。

テキスト

『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

調理応用理論Ⅲ (科目記号:LCE406)

大西望

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義・演習 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

献立作成の方法や特定給食施設の献立例について理解し、店舗や施設にあった適切な献立を判断できるようになる。 

授業修了時の到達目標

日本料理、西洋料理、中国料理の中から得意分野を選択し、留意点に注意して基本献立を参考にしながらオリジナル献立を作成することができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 献立作成1:献立作成の方法について
第2回 献立作成2:栄養価計算の方法
第3回 献立作成3:発注の基本的な計算方法
第4回 献立作成4:献立内容の検討(グループワーク)
第5回 献立作成5:日本料理の基本献立
第6回 献立作成6:西洋料理の基本献立
第7回 献立作成7:中国料理の基本献立
第8回 献立作成8:松花堂弁当の基本献立・接客サービス
第9回 献立作成9:松花堂弁当の献立を、グループワークで考え発表する 
第10回 オリジナル献立考案1:ジャンル、テーマについて
第11回 オリジナル献立考案2:料理のバランス調整 
第12回 オリジナル献立考案3:テーブルセッティング
第13回 オリジナル献立考案4:材料調達から仕込みまで(食材管理)
第14回 オリジナル献立考案5:レシピ作成
第15回 オリジナル献立考案6:まとめ・プレゼンテーション
  定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:予習では、授業項目のテキストを読んで、理解できたところとそうでないところを意識して講義に出席すること。(1.5時間×15回)
事後学修:授業後は、重要なポイントを整理し、ノートにまとめる。(2.5時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度20%  提出物・課題40%  定期試験40% 

受講生に望むこと

自分で献立をたてる事は、食事について総合的に考える能力が身につくので、しっかり学ぶ。
欠席、遅刻、早退のないよう心がける。

フィードバックの方法

課題は授業のなかで添削し、評価してコメントする。

アクティブラーニング

第4,9回で課題についてグループワークを行い、グループ毎で発表。第15回の課題を全員プレゼンテーション(1人2分)

テキスト

『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会
『新食品成分表』新食品成分表編集委員会 一橋出版

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

基礎調理技術Ⅲ (科目記号:LCF403)

竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習
1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

和包丁、洋包丁の手入れが出来て、よく切れる刃をつけられるようになる。
野菜のせん切り、桂むきを繰り返し練習することで高い包丁技術を習得する。
一度作った料理を、工夫することでオリジナル料理の発想力を養えるようになる。

授業修了時の到達目標

自分で研いだ切れ味のよい包丁で制限時間内に細く均一な野菜のせん切りができるようになる。
薄くむいた桂むきが50㎝の長さ、つながった状態でむけるようにになる。
自分で考えた料理献立がつくれるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 包丁研ぎ(薄刃、出刃、柳刃、牛刃、ぺティナイフ)
第2回 野菜の基本切り実践(キャベツのコールスロー)
第3回 野菜のむきものを実践(大根桂むき)
第4回 地域の食材を使った献立をグループワークにて作成
第5回 地域の食材を使った献立をグループワークにて発表・献立修正
第6回 実技試験練習(包丁研ぎ、コールスロー)
第7回 実技試験練習(桂むき、実習ノートまとめ)
第8回 実技試験(包丁研ぎ、コールスロー、桂むき、実習ノートまとめ)
第9回 地域の食材をつかった献立をグループで実習
第10回 卒業作品展・料理試作、レシピ作成Ⅰ(前菜試作)
第11回 卒業作品展・料理試作、レシピ作成Ⅱ(汁もの、デザート試作)
第12回 卒業作品展・料理試作、レシピ作成Ⅲ(魚料理試作)
第13回 卒業作品展・料理試作、レシピ作成Ⅳ(肉料理試作)
第14回 卒業作品展・料理作成
第15回 卒業作品展レシピまとめ
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:実習前にレシピを見て操作手順を理解しておく。(0.5時間×15回)
事後学修:実習ノートに操作手順・ポイント・感想など記入すること。(0.5時間×15回)
     調理技術は一度で身に付くものではないので、授業外でも練習、日常的に調理をするよう心がける。

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度20% 実技試験60% 定期試験20%

受講生に望むこと

遅刻、欠席、早退のないように心がける。
食材、器具は衛生的に取扱い、各自身だしなみは清潔にする。
学生同士コミュニケーションをとりながら楽しく料理を作りましょう。

フィードバックの方法

課題、実技試験は授業の中で評価しコメントする。

アクティブラーニング

実習:実技試験合格にむけての課題をクリアする為に、各自で練習の計画を立て実習する。

テキスト

料理レシピ配布
『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

調理師養成施設勤務:調理実習教員の経験を活かして実技指導を行う。

オフィスアワー

火・12:30~14:30

専門別調理Ⅲ (科目記号:LCF406)

竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

基礎調理技術・専門別調理Ⅰ・Ⅱ で習得した基礎技術・調理法を基に、さらに専門的な調理・操作を理解し、的確に実践できるようになる。

授業修了時の到達目標

日本料理・西洋料理の献立構成、特殊材料の扱い方、調理器具の扱い方を解釈することで、自信を持って調理ができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回  地域食材を使った料理を考え、試作するグループワーク実習
第2回  西洋料理 パイ生地をつかって(キッシュロレーヌ、アップルパイ)
第3回  日本料理 穴子の卸し方(穴子丼、ふろふき大根、かぼちゃ豆腐)
第4回  西洋料理 仔羊肉の料理(仔羊のロースト香草風味、じゃが芋のクロケット、人参のポタージュ)
第5回  西洋料理 オマール海老の下処理、料理(アメリケーヌソース、デザート)  
第6回  日本料理 酢の物、浸しもの(うざく、海老の黄身酢、小松菜の煮びたし) 
第7回  日本料理 飾り切り、煮物(野菜の焚き合わせ、炊き込みごはん)
第8回  西洋料理 煮込み料理(カレールー、カレーソース、サラダ)
第9回  日本料理 蒸し物(玉子豆腐、鰆のかぶら蒸し、わらび餅)
第10回 ジビエ料理(鴨肉料理、イカのセート煮) 
第11回 西洋料理 鶏のさばき方(鶏肉をつかったクリスマス料理) 
第12回 西洋菓子 デコレーションコンテスト(スポンジケーキ、デコレーションケーキ)
第13回 卒業作品展 オリジナル料理作成、試作Ⅰ
第14回 卒業作品展 オリジナル料理作成、試作Ⅱ
第15回 卒業作品展 オリジナル料理作成、展示
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:実習前にレシピを見て操作手順を理解しておく。(0.5時間×15回)
事後学修:実習後、実習ノートに操作手順・ポイント・感想など記入すること。(1.5時間×15回)
     調理技術は一度で身に付くものではないので、授業外でも練習、日常的に調理をするよう心がける。

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度20% 実技30% 提出物・課題20% 定期試験30%

受講生に望むこと

遅刻、欠席、早退のないように心がける。
食材、器具は衛生的に取扱い、各自身だしなみは清潔にする。
学生同士コミュニケーションをとりながら楽しく料理を作る。

フィードバックの方法

各授業の実技評価に関して、その場でコメントする。

アクティブラーニング

実習:各回グループにて作業工程について話し合い、調理を行う。

テキスト

料理レシピ配布
『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・12:30~14:30

集団調理実習 (科目記号:LCG301)

大西望

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

就職後の即戦力になれるように、チームワーク・衛生面の重要性、調理作業の管理・工程など大量調理について理解し、責任をもって自分の仕事をこなしながら連携を図り、ひとつの料理をグループで仕上げることができるようになる。

この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

普段の調理実習とは異なる大量調理では、チームワークが重要になる。
集団調理において、衛生面を重視した作業工程と調理方法を理解できるようになる。
4人グループで協力し、30人分のランチを時間内に提供できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 集団調理実習の目的と実習内容について理解する
第2回 集団調理の運営について学ぶ1:食材管理について
                 2:調理作業管理について
第3回 集団調理実習 ①グループワークにて食堂の献立を考案・レシピ作成
第4回 集団調理実習 ②グループで立てた献立を試作・試食・改善
第5回 集団調理実習 ③食堂にて実習・販売・サービスについて学ぶ(食堂にて調理をし学生にお昼のランチを提供する)
第6回 集団調理実習 ④食堂での実習に対しグループにて反省・意見交換を行う 食堂実習ノート作成
第7回 集団調理の献立作成と調理について 学生祭で提供するメニューを試作する(学生祭では1品100食以上の食数を提供する)
第8回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ①グループワークにてレシピを作成する
第9回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ②前回作成したレシピを改善・検討する
第10回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ③試作をする
第11回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ④前回の試作を改善・検討する
第12回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ⑤提供する献立完成・レシピを完成させる
第13回 地域の高齢者の方を招待してお弁当を提供・交流をする(嗜好アンケート調査)
第14回 前回のアンケート集計、評価、反省、レシピまとめ
第15回 集団調理実習(食堂実習・学生祭・高齢者のお弁当)の評価・反省を発表する
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:教科書・配布資料を読んで授業の内容を理解しておくこと。献立作成の段階では参考資料などを収集し計画の作成を進めること。(1時間×15回)
事後学修:課題の内容を実習ノートにまとめる。(1時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

集団調理実習(理解度・班全体のチームワーク・作業能力・積極性など)60%  
レポート20%  定期試験20%

受講生に望むこと

各班で連携をとり、スムーズに商品が提供できるように協力する。

フィードバックの方法

授業中に課題を回収し、解答を解説する。

アクティブラーニング

実習:第6、11、15回に課題について各グループでグループワークし、グループにて発表。

テキスト

『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

校外調理実習Ⅰ (科目記号:LCG402)

竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

調理師としての仕事や役割を理解するため、調理師が専従する飲食店や給食施設において実習することで就職先のビジョンが明らかになる。
それぞれの現場での衛生や技術など、調理師の専門性を理解し調理できるようになる。

授業修了時の到達目標

調理現場でプロと一緒に働くことにより普段の授業では得られないマナーやコミュニケーション能力を身につけられる。
実習で学んだことを活かし、自分の就職について考える事ができるようになる。

授業内容の全体計画

1) オリエンテーション(グループワーク)にて校外実習の意味について理解する
2) 事前訪問について・事前の施設訪問により実習施設の概要を知る
3) 実習施設についてフィールドワークし心構え等再度考える
4) 実習期間:30時間以上 施設現場にて実習を行う
5) 実習施設:事業所、病院、ホテル、旅館、レストラン、料亭等の調理師の専従する施設から1施設を選ぶ
6) 実習内容:食材管理、調理作業管理、衛生管理等の業務について技術や知識を身につける
7) 実習報告会:実習の成果を報告発表
8) 実習報告書の提出:課題レポート及び実習ノート

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:包丁研ぎ、基本切り練習。(1時間×5回)
事後学修:実習レポートまとめ。(10時間)

単位認定に関わる評価方法

実習施設からの評価表 70%  校外実習の報告書(課題レポート及び実習ノート)30%

受講生に望むこと

実習施設での好感のもてる挨拶、敬語。責任者の指示に従い素早く的確な行動ができるようにする。

フィードバックの方法

実習レポートは毎回添削し、評価し返却する。

アクティブラーニング

実習:実習先にて飲食店や集団調理施設での業務を観察、体験する。

テキスト

『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・12:30~14:30

校外調理実習Ⅱ (科目記号:LCG403)

竹田貴好

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

店舗や給食施設において実習することで、実地での仕事内容の理解が深まる。
繰り返し実習することで、飲食店や施設での専門性を理解し作業できるようになる。

授業修了時の到達目標

調理現場でプロと一緒に働くことにより普段の授業では得られないマナーやコミュニケーション能力を身につけられる。
実習で学んだことを活かし、自分の就職について考える事ができるようになる。

授業内容の全体計画

1) オリエンテーションにて選択した施設において、学びの目標をたて準備する
2) 事前訪問について・事前の施設訪問により実習施設の概要を知る
3) 実習施設についてフィールドワークし心構え等再度考え、基礎調理技術の練習をする
4) 実習期間:30時間以上 施設現場にて実習を行う
5) 実習施設:専門店、病院、ホテル、レストラン、食堂、カフェ、製菓製パン等の施設にて実習
6) 実習内容:食材管理、調理作業管理、サービス、衛生管理等の業務について技術や知識を身につける
7) 実習報告会:実習の成果を報告発表
8) 実習報告書の提出:課題レポート及び実習ノート

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:包丁研ぎ、基本切り練習。(1時間×5回)
事後学修:実習レポートまとめ。(10時間)

単位認定に関わる評価方法

実習施設からの評価表 70%  校外実習の報告書(課題レポート及び実習ノート)30%

受講生に望むこと

実習施設での好感のもてる挨拶、敬語。責任者の指示に従い素早く的確な行動ができるようにする。

フィードバックの方法

実習レポートは毎回添削し、評価し返却する。

アクティブラーニング

実習:特色のある実習先にて業務を観察、体験する。

テキスト

『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

火・12:30~14:30

サイエンススイーツ (科目記号:LCH302)

河端昭雄

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力

授業科目の目的・テーマ

製菓製パンの素材(小麦粉・油脂・卵 他)がもつ成分、加工特性を理解し、製品の外観と官能評価から問題点を指摘することができる。

授業修了時の到達目標

菓子の基本生地作りを体験し、コンスタントに理想の製品を再現できるようになる。
学内外で販売可能な製品のレシピ考案と製品化ができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 ガイダンス:製菓器具の種類と取り扱い、製菓材料の基礎知識について
第2回 パウンドケーキ:バターの特性(可塑性・クリーミング性)、比較実験
第3回 パウンドケーキ:グループワークで検証する、官能評価
第4回 サブレ:バターの特性(ショートニング性)、比較実験
第5回 サブレ:グループワークで検証する、官能評価
第6回 ジェノワーズ:卵の特性(起泡性:共立て)、比較実験
第7回 ジェノワーズ:グループワークで検証する、官能評価
第8回 シフォンケーキ:卵の特性(起泡性:別立て)、比較実験
第9回 シフォンケーキ:グループワークで検証する、官能評価
第10回 パン:小麦粉の特性(グルテン形成)、比較実験 
第11回 パン:グループワークで検証する、官能評価
第12回 プディング・琥珀糖:砂糖の特性(カラメル化・結晶化)、比較実験
第13回 ゼリー:凝固剤の特性(寒天・ゼラチン・アガー)、比較実験
第14回 オリジナルスイーツ作り、プレゼンテーション
第15回 比較実験まとめ、レポート提出

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:事前に次回授業内容を告知します。必ず資料を熟読し、作り方と用語を理解しておくこと。(各0.5時間×15回)
事後学修:授業後は実習メモと配布物を見直し、重要ポイントまとめてファイリングすること。(各1.5時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

レポート50%、成果物 30%、授業への取り組み20%

受講生に望むこと

同じレシピで菓子を作っても、人によって製品の出来にばらつきが生じます。
テクニック+サイエンスを知ることで、製品のクオリティは確実に上がります。
なぜ?をベースに原因解明して経験を積み上げましょう。

フィードバックの方法

全製品について、その場でコメントします。
製菓理論に基づいたデモンストレーションを行います。

アクティブラーニング

実習:第2~13回はグループ別実習、第14回は個人ワーク後にプレゼンテーションを行う。(1人3分間)

テキスト

必要に応じて資料を配付します。

参考文献

『製菓衛生師教本(下) 製菓理論』  全国製菓衛生師養成施設協会 編

実務経験の有無

パティシエの経験を活かし、製菓理論に基づく大量生産や顧客の要望への対応など、細やかに指導する。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

バリエーションクッキング (科目記号:LCH403)

大西望

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
5 人間関係力・調理実践力

授業科目の目的・テーマ

新しい発見や応用力を身につけるために、専門分野の料理や知識を学び、実習、試食を通して理解することで、調理作業や味の違いを判断できるようになる。

授業修了時の到達目標

専門分野の料理についての特徴や味を説明できる
講師から学んだ料理を近いところまで再現できるようになる

授業内容の全体計画

第1回 現代フランス料理のオードブルとメイン料理を学ぶ 
第2回 秋の食材をつかった日本料理を学ぶ 
第3回 中国料理の点心について学ぶⅠ
第4回 高齢者の食を学ぶ 
第5回 会席料理について学ぶ「日本酒とコース料理の関連性」 
第6回 現代の中国料理「本場の味と日本人嗜好の違い」 
第7回 鍋料理のベースとバリエーションについて学ぶ
第8回 スポーツ栄養「アスリートの食事」について学ぶ 
第9回 ヨーロッパの伝統的な菓子について学ぶ 
第10回 冬の食材をつかった日本料理を学ぶ 
第11回 災害時の食事について学ぶ「パッククッキング」  
第12回 中国料理の点心について学ぶⅡ 
第13回 乳児の食事・離乳食を学ぶ 
第14回 冬の食材をつかったイタリア料理 
第15回 寝たきり予防のためのカルシウム摂取向上を学ぶ「乳製品を利用して」 

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:実習前にレシピを見て操作手順を理解しておく。(0.5時間×15回)
事後学修:実習後、実習ノートに操作手順・ポイント・感想など記入すること。(1.5時間×15回)
     調理技術は一度で身に付くものではないので、授業外でも練習、日常的に調理をするよう心がける。

単位認定に関わる評価方法

授業への参加度40% 実技40% 提出物・課題20% 

受講生に望むこと

遅刻、欠席、早退のないように心がける。
食材、器具は衛生的に取扱い、各自身だしなみは清潔にする。
学生同士コミュニケーションをとりながら楽しく料理を作る。

フィードバックの方法

課題は授業のなかで添削し、評価してコメントする。

アクティブラーニング

実習:各回グループにて作業工程について話し合い、調理や作業を行う。

テキスト

『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。
レストラン勤務:専門調理師経験を活かして基礎から応用までをわかりやすく指導。
各専門店勤務の調理師(外部講師):専門職の知識と技術を指導。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

フードコーディネート論 (科目記号:LLF301)

渡邉陽子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性

授業科目の目的・テーマ

「食」を総合的にコーディネートする事ができるように色や配置、食空間のあり方を理解し、おもてなしの心をを基本としたコーディネートができるようになる。

授業修了時の到達目標

フードコーディネートに必要な知識を学びテーブルコーディネートができるようになる。
おもてなしの心や食文化をふまえた食生活をコーディネートする意識をもつことができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション(授業の進め方・レポートについて)
第2回 おいしさと食空間のあり方について
第3回 食空間とテーブルコーディネートについて
第4回 テーブルコーディネートの基本的理論(カラーコーディネート)
第5回 食空間の構成①洋食
第6回 食空間の構成②和食・中国料理
第7回 テーブルマナーとサービスについて
第8回 フードマネージメントについて
第9回 食の企画・構成・演出について
第10回 メニュープランニングについて (課題研究)
第11回 プレゼンテーション準備①企画書作成
第12回 プレゼンテーション準備②実践・コーディネート(課題研究)
第13回 プレゼンテーション準備② 実践・コーディネート
第14回 各班によるプレゼンテーション発表
第15回 プレゼンテーションのまとめ
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

(予習)次回の授業内容の範囲を読んでおく(1時間)次回の参考になる資料を準備し課題を調べておくこと(1時間)
(復習)配布プリントを活用し授業内容をまとめる、(2時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験30%  課題・レポート30%  授業への取り組み状況40%

受講生に望むこと

基本的に教科書に沿ってすすめます。
配布プリントは整理し、復習しやすいようにまとめておいて下さい。
関連書籍に目を通したり、食について興味や視野を広げて学んでほしい。
前期に開講される「フードコーディネート実習」を受講していることが望ましい。

フィードバックの方法

課題・レポートは添削し評価して返却する プレゼンテーションに関して、その場でコメントする。

アクティブラーニング

第1回ではコーディネートについて30分グループディスカッションを行いグループ毎に発表する。
第11回から14回「プレゼンテーション」についてグループワーク(3人)を行い、発表する。

テキスト

『新版 フードコーディネーター教本 3級試験対応テキスト』日本フードコーディネーター協会 編

参考文献

必要に応じ資料、プリントを配布

実務経験の有無

インテリアデザイン事務所勤務経験、調理師専修科での調理実務を活かし食に関するコーディネートを中心に実習をおこなう

オフィスアワー

木・14:30~16:30

フードコーディネート実習 (科目記号:LLF302)

渡邉陽子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 実習
1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性

授業科目の目的・テーマ

フードコーディネート論で学んだことからテーブル、料理、メニューなどを実際にコーディネートしコーディネートに必要な技術スタイリングを身につける。
食を企画・演出する実践力を磨く。

授業修了時の到達目標

・実習で学んだことをもとに、食に関する様々な要素をつなげ90分以内にテーマに沿ったコーディネートすることができるようになる

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション(授業の進め方・レポート・料理写真の撮り方について)
第2回 情報と見た目によって味覚は変わるのか?官能試験
第3回 お茶の種類 ①紅茶のテイスティング
第4回 コーヒーの種類①コーヒーのテイスティング
第5回 テーブルコーディネート①カラーコーディネート( 色によるコーディネート)
第6回 テーブルコーディネート②日本の行事によるコーディネート
第7回 フードコーディネート①お弁当
第8回 フードコーディネート②パスタ
第9回 フードコーディネート③カフェメニュー
第10回 フードコーディネート④カフェメニュー(お菓子)
第11回 フラワーアレンジ
第12回 班ごとの食企画について①企画の計画を立てる
第13回 班ごとの食企画について②企画について準備
第14回 班ごとの食企画について③コーディネートして写真撮影
第15回 各班の食企画についてプレゼンテーション(発表)
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

次回の実習に必要な資料を準備しイメージを考えまとめておく。(0.5時間×15回)
実習でのコーディネートを写真撮影しレポートにまとめる。(0.5時間×15回)

普段から料理などの写真を撮ったりと料理写真の撮り方も学んで下さい。

単位認定に関わる評価方法

試験(課題提出)20%  授業内の課題レポート40%、 授業への取り組み状況・グループワークにおける参加度40%

受講生に望むこと

実習には、意欲的に取り組み学んでください。
学ぶ姿勢をもって、参考になるコーディネート画像や書籍を準備持参してください。
アドバイスなど、授業の最後やオフィスアワーに積極的に質問してください。
前期に開講される「フードコーディネート論」を受講していることが望ましい

フィードバックの方法

実技(コーディネート)に関してその場でコメントする
課題・レポートは添削し、評価して返却する

アクティブラーニング

実習(個人でのコーディネート)、第12回から15回はグループワーク、グループ毎で企画発表

テキスト

『新版 フードコーディネーター教本 3級試験対応テキスト』日本フードコーディネーター協会 編

参考文献

必要に応じ資料、プリントを配布

実務経験の有無

インテリアデザイン事務所勤務経験、調理師専修科での調理実務を活かし食に関するコーディネートを中心に実習をおこなう。

備考

実習費として10,000円必要です。
テーマに沿ったコーディネートができるテーマアイテム・カトラリー(小物類)を用意持参してください。
実習にはカメラが必要になります。携帯電話のカメラでもかまいません。

オフィスアワー

木・14:30~16:30

フードビジネス論 (科目記号:LLF404)

浅海廣司

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

食品事業の開業の為の基礎知識の一部(マーケティング、経営、財務、採算分析、予算、メニュー開発、店舗づくり、広告宣伝や販売促進)のノウハウを学ぶことができる。

授業修了時の到達目標

フードビジネスが人間生活の根幹をなす事業であり、あなたは事業の社会性・公共性を学び、企業の利益性を理解し、両者のバランスを取り、両立させることが経営者だと知る事ができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 現代フードサービス産業の歴史(現代外食、中食事情)
第2回 日本のフードサービスの歴史(外食産業~グルメ時代~価格破壊到来)
第3回 経営の基礎知識(マーケッティング、経営等)
第4回 業態開発(業種、業態のとらえ方、店舗コンセプト)
第5回 出店戦略1、店とフードコーディネーターの役割、出店計画と全体像、経営理念
第6回 出店戦略2、出店基本戦略と設定(商圏、立地、投下資本)出店の確認
第7回 開店業務1、業態名と店名、店舗イメージ政策、開店に必要な各展開業務
第8回 開店業務2、開店準備と開店、成果の分析と開店後のアプローチ
第9回 販売促進メニュー販促、メニューの使命、デザインの注意事項、販促メニュー
第10回 店舗販売 販促計画の基本、顧客作り、販促のPDS、販促の基礎
第11回 メニュープランニング1、メニュープランニングの流れ、トレンドの読み方等
第12回 メニュープランニング2、商品流通とメニュー、メニュープランニングシート
第13回 食の企画・構成・演出の流れ1、食の企画の流れ、企画立案のコツ
第14回 食の企画・構成・演出の流れ2、食の6W3H、オリエンテーション、企画書
第15回 テーブルマナー、 テーブルマナーとプロトコール
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

経営者としての豆知識(調査、販売、収支、損益分岐点)を身に付ける
事前学修
 今回の授業内容の箇所を音読(2回)し自分が思う疑問点を抽出する事(2時間)
事後学修
 今回の授業内容を反復し、特に配布資料については世間の動き・変化を知り疑問点の理解に努める(2時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験100%

受講生に望むこと

フードコーディネーター3級合格に相応しい、必要不可欠な基礎知識を身に付けて欲しい。
フードコーディネーター3級資格認定がとれるので登録し(有料)2級1次試験を目指してほしい。

フィードバックの方法

定期試験の結果は、授業の中で個人面接方式により模範解答を解説・告知し回収する。

アクティブラーニング

第11回目、12回目で実際に自分が喫茶店の経営者になったつもりでお店のメニュー作成の時間に当てる。

テキスト

協会公認テキスト『新版フードコーディネーター教本2024』柴田書店

参考文献

『フードコーディネーター過去問題集三級』柴田書店

実務経験の有無

備考

第15回目 テーブルマナーについては、受講者と相談し、実習か講義かを決定します。実習を行う場合は実費4,000円程度が必要となります。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

医療制度 (科目記号:LLM303)

木村文吾

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義  2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

医療や各種保険関連法規に関する知識を学習し、医療制度の基礎知識を取得することができるようになる。

授業修了時の到達目標

医療事務を行うための必須基礎知識となる医療関係の法律を説明することができる。

授業内容の全体計画

第1回 医療制度の全体像を理解する。
第2回 医療法について理解する①(目的、基本理念、医療従事者の責務、医療を提供する施設の定義)
第3回 医療法について理解する②(地域医療支援病院、特定機能病院、開設許可、病院等の管理者)
第4回 医療法について理解する③(病院の法定人員及び施設等、備えておく医療に関する諸記録)
第5回 医療法のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第6回 医師法について理解する①(医師の職分、絶対的・相対的欠格事由、非医師の医業禁止、診療義務・応召義務)
第7回 医師法について理解する②(無診治療等の禁止、異状死体等の届出義務、医師法施行規則第21条)
第8回 医師法について理解する③(保健指導を行う義務、診療録の記載義務及び保存義務、医師法施行規則第23条)
第9回 医師法のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第10回 医療保険について理解する①(職域保険、地域保険、協会けんぽ、組合健保、各種共済健保、船員保険)
第11回 医療保険について理解する②(国民健康保険、後期高齢者医療保険、生活保護) 
第12回 医療保険(療養担当規則),労働者災害補償保険法、介護保険法について理解する
第13回 医療保険のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第14回 資格試験の過去問題(R2~R3)を学習し、理解する。①
第15回 資格試験の過去問題(R4~R5)を学習し、理解する。②
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿って「メディカルシステム論」を熟読する。(1.5時間)
事後学修:過去問題で知識を確認しながら「医科診療報酬点数表」の重要個所にマーカー及び書き込みをする。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

①定期試験80%  ②授業への参加度(質問等の授業中の発言)20%

受講生に望むこと

自分なりのまとめノートを作成し、理解を深めていくようにしてください。

フィードバックの方法

資格試験の過去問題を用いて理解度を確認します。誤解や不正解の多かった点、難解点は解説し理解度を高める。

アクティブラーニング

第5回、第9回、第13回は双方向授業で行います。

テキスト

『メディカルシステム論』 医療教育協会
『医学一般』医療教育協会

参考文献

特になし

実務経験の有無

病院勤務:病院事務長の実務経験を活かして、医療現場で必要とされる知識を中心に講義する。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

診療報酬請求事務Ⅰ (科目記号:LLM304)

木村文吾

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 講義・演習 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
3 思考力、判断力

授業科目の目的・テーマ

診療報酬請求事務に必要な知識や点数算定方法と診療報酬請求明細書(レセプト)の作成方法を習得し、レセプトが迅速かつ正確に作成できるようになる。 

授業修了時の到達目標

診療報酬請求事務の流れを理解し、医事管理士・医療管理秘書士の認定資格を取得することができる。

授業内容の全体計画

第1回 基礎知識を確認する。(健康保険法、療養担当規則等)
第2回 基本診療料について学ぶ。(初診料)
第3回 基本診療料について学ぶ。(再診料)
第4回 特掲診療料について学ぶ。①(医学管理料)
第5回 特掲診療料について学ぶ。②(在宅医療料)
第6回 特掲診療料について学ぶ。③(投薬料1)
第7回 特掲診療料について学ぶ。④(投薬料2)
第8回 特掲診療料について学ぶ。⑤(注射料)
第9回 特掲診療料について学ぶ。⑥(処置料)
第10回 特掲診療料について学ぶ。⑦(手術料)
第11回 特掲診療料について学ぶ。⑧(検査料)
第12回 特掲診療料について学ぶ。⑨(リハビリテーション料、病理診断料)
第13回 特掲診療料について学ぶ。⑩(画像診断料)
第14回 レセプト作成の実際を学ぶ。練習問題1(3号用紙の使い方)
第15回 レセプト作成の実際を学ぶ。練習問題2 (レセプト作成)
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿って「診療報酬請求の実務・演習」を熟読する。(1.5時間)
事後学修:過去問題で知識を確認しながら「医科診療報酬点数表」の重要個所にマーカー及び書き込みをする。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

①定期試験 80% ②授業への参加度(質問等の授業中の発言)20%

受講生に望むこと

資格取得を第1目標とします。疑問点や理解できなかったことなどは質問をして早期に解決すること。

フィードバックの方法

資格試験の過去問題を用いて理解度を確認します。誤解や不正解の多かった点、難解点は解説し理解度を高める。

アクティブラーニング

第14回~第15回はレセプト作成実習。

テキスト

「診療報酬請求の実務・演習」「医科診療報酬点数表」「医学一般」医療教育協会編
「メディカルシステム論」 医療教育協会

参考文献

「診療報酬完全攻略マニュアル」 医学通信社

実務経験の有無

病院勤務:病院事務長の実務経験を活かして、診療報酬をケーススタディー的によりわかりやすく講義する。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

診療報酬請求事務Ⅱ (科目記号:LLM405)

木村文吾

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 講義・演習 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
3 思考力、判断力

授業科目の目的・テーマ

診療報酬算定の実際を学び(レセプトコンピューターを経験)、より現場に近い形で診療報酬事務の知識を習得することができる。

授業修了時の到達目標

カルテを読むことができ診療報酬明細書(レセプト)を作成することができる。
レセプトコンピューターを扱うことがで実務を経験できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 ファローアップ研修1(過去問題(R4年)による模擬問題と解説1)
第2回 ファローアップ研修2(過去問題(R5年)による模擬問題と解説2)
第3回 電子入力研修1(レセプトコンピューターを使っての演習)
第4回 電子入力研修2(レセプトコンピューターを使っての演習)
第5回 電子入力研修3(レセプトコンピューターを使っての演習)
第6回 電子入力研修4(レセプトコンピューターを使っての演習)
第7回 電子入力研修5(レセプトコンピューターを使っての演習)
第8回 基本診療料(入院料の算定原則を理解する。)
第9回 特掲診療料(医学管理料、在宅医療料の算定原則を理解する。)
第10回 特掲診療料(投薬・注射の算定原則を理解する。)
第11回 特掲診療料(処置料・検査料の算定原則を理解する。)
第12回 特掲診療料(画像診断料の算定原則1を理解する。)
第13回 特掲診療料(画像診断料の算定原則2を理解する。)
第14回 特掲診療料(手術料の算定原則を理解する。) 
第15回 診療報酬請求事務の確認テストとまとめ
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿って「診療報酬請求の実務・演習」を熟読する。(1.5時間)
事後学修:過去問題で知識を確認しながら「医科診療報酬点数表」の重要個所にマーカー及び書き込みをする。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

①定期試験 80% ②授業への参加度(質問等の授業中の発言)20%

受講生に望むこと

専門分野の学習ですので、疑問点は質問して解決してください。

診療報酬請求事務を学ぶことは、医療だけでなく社会保障制度を学ぶことであるので、社会生活を営む上で非常に役に立ちます。真剣に学んでほしいと思います。

フィードバックの方法

実際の現場での「あるある問題」を例に、小テストを行い理解度を高め確認します。

アクティブラーニング

第1回~第2回、第8回~第14回は、レセプト作成の実技を行う。
第3回~第7回は、レセプトコンピューターを使って「頭書き」~「レセプト発行」まで一連として行う。

テキスト

「医科診療報酬点数表」「診療報酬請求の実務・演習」「医学一般」 医療教育協会

参考文献

「診療報酬完全攻略マニュアル」 医学通信社

実務経験の有無

病院勤務:病院事務長の実務経験を活かして、診療報酬をケーススタディー的によりわかりやすく講義する

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

医学一般 (科目記号:LLM306)

内藤一郎・藤井皆子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性

授業科目の目的・テーマ

基本的な体のしくみや構造、主な疾患を学習すると共に、薬・臨床検査・感染症・栄養の概要を学ぶ。

授業修了時の到達目標

1.医療事務資格を目指す学生にとって基本となる、からだの構造と働きを理解する。
2.病気の仕組みを学び、症状や臨床検査などの概要を理解する。
2.さまざまな医療用語、たとえば診断や治療にかかわる用語を理解する。

授業内容の全体計画

第1回 解剖・生理と病態の理解① (体の基本~器官系と体液)
第2回 解剖・生理と病態の理解② (消化器の構成と役割、栄養素の吸収)
第3回 解剖・生理と病態の理解③ (循環器系~血液・血管・心臓とリンパ管)
第4回 解剖・生理と病態の理解④ (泌尿器系と生殖器~腎臓と尿、男女の違い)
第5回 解剖・生理と病態の理解⑤ (内分泌と神経系~体の調節のしくみ)
第6回 解剖・生理と病態の理解⑥ (呼吸器と感覚器、運動器の基本)
第7回 解剖・生理と病態の理解⑦ (前半のまとめと中間試験)

第8回 感染症の予防対策
第9回 栄養と病気(栄養素の役割・栄養がかかわる病気)
第10回 薬の基礎知識① (医薬品の基礎知識)
第11回 薬の基礎知識② (医薬品の実際)
第12回 検査概論① (検査の種類と目的)
第13回 検査概論② (主な検査項目とその意義)
第14回 医療用語① (よく使われる医療用語) 
第15回 医療用語② (よく使われる医療の略語)
           医療用語で記入されたカルテの読み方:演習
定期試験

第1回から第7回は内藤が担当し、第8回から第15回は藤井が担当する。

授業時間外の学習(予習・復習等)

テキストと、授業で配布するプリントを活用して予習(各2時間)復習(各2時間)を行う。

単位認定に関わる評価方法

中間試験50%と定期試験50%。

受講生に望むこと

予習・復習をして授業に臨むこと。

フィードバックの方法

課題ごとに授業の中で解説をふまえてフィードバックする。

アクティブラーニング

テキスト

『医学一般』医療教育協会編
「世界一やさしい! からだ図鑑 キャラでたのしく解剖生理! 」新星出版社 ISBN978-4-405-09352-2(前半の内藤担当分で使用)
必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

「医学略語辞典」中央法規 「カルテ・看護記録用語辞典」HIROKAWA 「今日の治療薬」南江堂

実務経験の有無

藤井:看護教員・看護師の体験をふまえて授業を行う

オフィスアワー

内藤 水・15:20~16:20
藤井 金・11:30~12:30

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